kimmaのシネマブログ

映画とたまに本・ドラマの感想・自分なりの解釈について。あくまで1個人の意見です…

『マンマ・ミーア!』

〇作品概要 

・2008年公開のイギリス・ドイツ・アメリカの合作映画

・監督:フィリダ・ロイド

・あらすじ(簡単に)

 …ギリシャエーゲ海にある島にて、ドナ(メリル・ストリープ)とソフィ(アマンダ・サイフリッド)は母娘2人で暮らしていた。結婚式が間近にせまるソフィは、こっそり母の昔の日記を読んでしまい、自分の父親である可能性がある人が3人存在することを知る。そこで、ドナに内緒で3人共に結婚式の招待状を送ると、全員島にやってきてしまった。果たして、ソフィの父親は誰なのか?元カレ3人に何十年ぶりに再会したドナの反応は…?

〇感想・見どころ 

 初めて観たにも関わらず、流れてくる曲が全部口ずさめるくらい聴いたことがあり、それだけでもうワクワクした。よくよく調べてみたら、そもそも本作はABBAというスウェーデンのポップグループの曲が先に存在していて、それを元に作られたミュージカルの映画版のようだ。全編を通して、踊る出したくなるような楽しさと、耳に残るメロディーが印象的な素敵な曲ばかりであった。

 舞台がギリシャにある島のため、とにかくキラキラ光るエメラルドグリーン色の海と白い壁の海辺の町が美しい。登場人物たちが海に飛び込んだり、美しい海をバックに波辺で踊ったりしている様子を観ているだけで、自分もバカンスに行ったような気分になった。また、主人公の親子が経営しているホテルの内装や衣装もかわいらしくて、多くの女性がきゅんとしてしまうような要素に溢れていた。また、ソフィの結婚式のためにドナのかつてのバンド仲間であり、今でも親友の女性2人が島にやってくるのだが、昔話に花を咲かせ、久しぶりに3人でバンド時代の歌を歌って盛り上がってる姿が本当に楽しそうで、年をとってもその人に会えば昔のテンションに戻ることのできる親友がいるというのはなんて素敵なのだろうと感じた。

美しい海・恋・友情がキラキラと輝き、元気にさせてくれる夏に観るのにぴったりのミュージカル映画だった。